不動産・住宅に関連したおしゃれなホームページ事例7選!

クラウドサーカス編集部
公開日:2021/03/26 更新日:2022/09/09
不動産・住宅に関連したおしゃれなホームページ事例7選!

不動産・住宅業界はコロナ禍で成約数が減少するなどのダメージを受けた業界のひとつであり、対策として、多くの不動産会社が、通常であれば対面で行う不動産の「内見」をオンラインで実施するなどの対応を余儀なくされています。

来店予約の獲得数にも影響が及ぶなか、自社ホームページやオリジナルコンテンツを備えたWebサイトでの集客力がますます重要視されるようになりました。

そこで本コラムでは、見込み顧客や潜在顧客の興味を引き、より多くのユーザーにアクセスしてもらうための施策のひとつとして、不動産・住宅関連のおしゃれなデザインのホームページの事例をご紹介します。

ホームページの新規制作や、リニューアルをお考えのかたはぜひ参考にご覧ください。

不動産開発会社(デベロッパー)の例

ここからは、開発(デベロッパー)・仲介など不動産事業の4つのジャンル別に、あわせて7つの事例をご紹介します。

はじめに、不動産開発会社(デベロッパー)の例をご紹介します。


事例1. 株式会社レオ・コーポレーション

参考元:株式会社レオ・コーポレーション

不動産の総合デベロッパー、株式会社レオ・コーポレーションのホームページは、ビルや集合住宅などスケール感のある写真をゆったりと配したデザイン。

深いネイビーと青空にシンクロするブルーを基調とし、不動産・住宅業界らしい、信頼と親しみを感じさせる色あいです。

大型分譲住宅事業・収益型不動産開発事業・再生エネルギー事業などの主力事業が紹介され、それぞれの詳細情報は「more detail」から知ることができます。

主なコンテンツは以下の通り。

  • BUSINESS
  • COMPANY
  • TOPICS
  • CSR
  • RECRUIT
  • CONTACT

王様風の衣装を着たライオンのイラストが印象的な「高級食パン事業」のコーナー(「食パン専門店 あせる王様」)など、不動産とは全く異なるジャンルの事業を展開している点に同社のユニークなセンスが垣間見えるデザインです。


事例2. 株式会社サンケイビル

参考元:株式会社サンケイビル

1951年に設立され、不動産開発(共同開発)・投資家向け開発・不動産投資サービスをはじめとした幅広い不動産事業を展開する株式会社サンケイビルのホームページ。

正統派の会社案内テイストのデザインですが、文字の表示サイズを変更できたりフリーワードでサイト内検索ができたりと、欲しい情報を探しやすい親切な設計になっています。

主なコンテンツは以下の通り。

  • 会社情報
  • 事業案内
  • 私たちについて
  • CSR
  • ニュース
  • お問い合わせ

年表仕立ての「サンケイビルストーリー」(「私たちについて」より)など、魅力的でオリジナリティの高いコンテンツを引き立てる、シンプルで見やすいデザインです。


不動産販売代理会社の例

次に、不動産販売代理会社の例をご紹介します。


事例1.合同会社nodoka

参照元:合同会社nodoka

“田舎暮らし“物件に特化した合同会社nodokaが運営する「のどかな田舎暮らし」のWebサイト。

その名の通り、緑に囲まれたのどかな田園風景を擁する物件写真が目を引きます。

「田舎暮らし」をテーマに中古戸建ての売買を行う同社が扱う物件は、重厚な和風邸宅、かやぶき屋根の古民家、ログハウスなど多岐に渡ります。カテゴリトップには手描きイラスト風のアイコンがあしらわれ、ナチュラルであたたかみのあるデザインです。

主なコンテンツは以下の通り。

  • 不動産を探す
  • 不動産を売る
  • 空き家管理
  • 更新情報
  • 新着物件/おすすめ物件/売り土地/制約済物件
  • 新規会員登録

土地の売買や空き家管理も行っていることから、住宅の周辺の風景や青空を大きく写した写真をトップページから豊富に掲載し、見る人のイメージをふくらませるデザインになっています。


事例2. きりんの戸建て売買

参照元:きりんの戸建て売買

福岡で戸建てと土地の売買を仲介するきりん不動産のホームページ「きりんの戸建て売買」。モノクロのイラストや丸みのあるロゴ、蝶ネクタイをしたキリンのキャラクターがほっこりして親しみやすいデザインです。

「戸建てにしかない良さを探しに。」をモットーに、暮らし方にフォーカスした家探しを提案するこちらのWebサイトは、物件の特徴を表すアイコンに「のびのび生活」「海が近い」「犬と暮らす」「家で仕事をする」といったワードを採用しています。

主なコンテンツは以下の通り。

  • おすすめ物件
  • 戸建ての魅力ブログ
  • GOODなワード
  • 物件オーナーさまへ
  • リクエスト

どちらかというと不動産広告色が薄く、読み物系コンテンツのデザインに寄せたテイストで、ユーザーがじっくり楽しみながら家探しをできるデザインになっています。


不動産仲介会社の例

3つ目に、不動産仲介会社の例をご紹介します。


事例1.cowcamo(カウカモ)

参照元:cowcamo(カウカモ)

数ある中古・リノベーション住宅の中から理想の「一点もの」との出会いを提供するcowcamo(カウカモ)(運営:株式会社ツクルバ)のホームページ。

cowcamo(カウカモ)は不動産の購入からリノベコーディネート、売却サポートなども行うサービスで、住まいそのものだけでなく、「どんな街にどう暮らすか」を提案しています。

掲載物件もデザイン性が高く、インテリア雑誌のページをめくる感覚で住まい探しができるデザインになっています。

主なコンテンツは以下の通り。

  • 住まいのセレクトショップ
  • 「エリアから探す/こだわりから探す」
  • おすすめ物件
  • カウカモコンシェル
  • 売却サポート
  • 目的に合わせた多彩なセミナー
  • cowcamo MAGAZINE ―街と暮らしの先輩マガジン―
  • エリアから探す/行政区から探す/人気の駅から探す

トップページには「女性のためのカウカモセミナー」「パパとママのためのカウカモセミナー」などオンラインでも参加可能なセミナーの案内があり、不動産に詳しくない人でもアクションを起こしやすいような親しみを感じさせるデザインです。


事例2.東京R不動産 ―REAL TOKYO ESTATE―

参照元:東京R不動産 ―REAL TOKYO ESTATE―

リノベーションマンションやレトロな団地、下町の長屋などさまざまな特徴を持つ物件の賃貸・売買を展開する東京R(アール)不動産のホームページ。

トップページにはユニークなキャッチコピーが付けられた賃貸物件の写真情報がずらりと並び、思わず詳細をのぞいてみたくなるデザインです。

物件探しのためのジャンル分けとして、「レトロな味わい」「倉庫っぽい」「そそる/シビれる」などの「特徴」がオリジナルアイコンとともにサイドに並べられ、探しやすさだけでなく見る人を楽しませる視点が感じられます。

主なコンテンツは以下の通り。

  • 物件検索(物件種別・特徴・フリーワードなど)
  • おすすめ・新着
  • おすすめコラム
  • 全国のR不動産
  • その他のサービス
  • メールサービス
  • SNS
  • 東京R不動産の本

「おすすめコラム」には下町の魅力を探る取材記事などのオリジナルコンテンツが写真とともに並べられ、見る人の興味をさらに引き出すつくりになっています。


不動産管理会社の例

4つ目に、不動産管理会社の例をご紹介します。


事例1. 株式会社ポートホームズ

参照元:株式会社ポートホームズ

賃貸物件仲介・管理や不動産の売買・仲介を行う株式会社ポートホームズのホームページ。

トップページにヨーロッパの港町の風景や邸宅・エクステリアをイメージさせる写真を使い、美しく温かみのある色彩により、同社のポリシーである「信頼と安心」を演出したデザインです。

各支店の店内写真やアクセス地図、写真入りのスタッフ紹介もわかりやすく、初めて見る人でも親しみを持ちやすく、情報を探しやすい設計になっています。

主なコンテンツは次の通り。

  • Contents ホーム、スタッフ紹介、物件検索、学区から探す ほか
  • Company 代表挨拶、会社概要、沿革 ほか
  • Shop 横浜本店(賃貸)、横浜本店(管理)、渋谷店 ほか
  • Lend 賃貸管理専門サイト、マンション管理業務、安心の24時間管理 ほか

これらのほか、「インフォメーション」「入居者様へ」といった情報提供コーナーや「facebook×ポートホームズ」のバナーもあり、購買・契約後のユーザーにとっても利用価値の高い設計になっています。


ホームページ作成を依頼する制作会社を選ぶときのポイント3つ

不動産業界のホームページ制作やWebデザインを外注する場合、どのような制作会社を選べばよいのでしょうか。

おもなチェックポイントをご紹介します。


ポイント1. 不動産業に精通している会社か


不動産・住宅業界では売買か賃貸かによって顧客の属性(年齢・職業・年収・ライフスタイルなど)が変わる傾向があります。不動産業界での実績や知見があり、自社のペルソナや目的にあわせた施策を実践してくれる会社を選びましょう。

なお、不動産業のWebサイトでは一般的に、近隣の競合他店と取り扱い物件が似通ってしまい、ホームページに不動産情報を掲載しただけでは集客効果が得られない場合があります。

ホームページの制作・公開では、競合との差別化を実現できる情報やサービス、コラムなどを掲載する必要があるでしょう。


ポイント2. 制作後どれくらいサポートしてくれるのか

不動産物件の情報は新着や売約・成約とつねに動きがあるので、Web制作会社を選ぶ際にはサイトの更新性もポイントになります。

また、ホームページはいったん制作して公開すればそれで終わりではなく、集客のためにはブログの更新やコンテンツのリライトなどのメンテナンスも必要になります。

そのためにはWebサイトへのアクセス解析や反響の分析、成約までの効果測定も必要になるでしょう。これらを勘案し、制作後のサポート内容を具体的に確認しておきましょう。


ポイント3. 料金の相場に合致しているか

料金(コスト)については、相場に合致しているかどうか、また、自社のニーズに過不足の無い内容であるかどうかをあわせて検討すると良いでしょう。

物件情報の管理と顧客の情報管理、ポータルサイトとの連動など、いたずらに多機能を求めるとコストがかさみ、運用面で逆に負担が生じる場合があります。

コストをおさえるためには、自社で「やりたいこと」が過不足なくできるかどうか、必要な機能を洗い出したうえで絞り込む視点も大切です。

ホームページ制作専門比較サイトの「ウェブタメ!」では、制作事例からホームページ制作会社を探すことができます。

「不動産・マンション」業界に強いWeb制作会社が手掛けた不動産関連企業・団体のホームページ制作実績の一覧から、自社のニーズやテイストにあった制作会社を絞り込んでみましょう。

また、「ウェブタメ!」では一括見積もりサービスを無料でご利用になれます。発注者と制作会社・クリエイターをつなぐ「ウェブタメ!」が、予算や目的にぴったりの制作会社を見つけられるようサポートします。

ホームページ制作会社選びにお悩みのかたは、ぜひお気軽にご利用ください。


まとめ

不動産・住宅業界でいかせるおしゃれなWebデザインの事例を7つご紹介しました。

特に不動産売買のジャンルでは、不動産という商品の単価の高さから、一般的に信頼感や安心感、高級感を重視したデザインが採用されることが多いようですが、自社の顧客の属性にあわせて柔軟にデザインや構成を考えても良いかもしれません。

Webサイトでのご案内や集客と、従来型の対面のコミュニケーションをうまく組み合わせて、集客や成約数を上げる施策につなげていきましょう。

Webサイト構築の依頼先を探す際は、当サイトのマッチングサービス(掲載無料)も、ぜひご利用ください。